2014年12月7日日曜日

Paul Bocuse (リヨン レストラン)

リヨンと言えば、フランス料理界の巨匠中の巨匠、ポール・ボキューズ先生。本日はポール・ボキューズの世界を体験しました。
クリスマスシーズンなので、今はあまり違和感のない外装ですが、一年中この配色というのが笑ってしまいます。まるでおもちゃ箱!


















ポール・ボキューズと言えば、日本の懐石料理から刺激を受け、ヌーベル・キュイジーヌに影響を与えた人物ですが、ここポール・ボキューズはヌーベル・キュイジーヌの面影すら見られないコテコテの伝統的フランス料理のレストランです。
・・・ということで、コースは到底無理と最初から諦め、事前にアラカルトメニューを研究して出陣しました。
 こちらがメニュー。表にはポール・ボキューズ先生の写真が。メニューは厚紙製で、ちょっとびっくり。


裏には日本語のコメントも印刷されていました。
















何から何までポール・ボキューズ印。

まずはアミューズ。上から時計回りに、かぼちゃのスープ栗の泡、海老のジュレ寄せ、ブルーチーズのムース。




食べ終わるとボキューズさんがこんにちは。

 前菜には野菜スープを頂きました。じゃがいも、リーク、人参、インゲンの入った優しいお味。でもクリーム系でバターたっぷりなので、お腹にたまります。



こちらはあまりに有名な「1975年にエリゼ宮でV.G.E.に捧げたトリュフのスープ」。これはポール・ボキューズが勲章を受章した際、当時の大統領に捧げたスープです。 

 外のパイはパリパリ!中のスープは熱々!トリュフとフォアグラがたっぷり入っています。濃厚なスープです。


 メインはリヨン名物のクネルを頂きました。これは白身魚のしんじょです。ソースはザリガニを使ったクリーミーな魚介のソース。これも大変濃厚。バターの香りがプンプンとしています。




もう一つのメインはこちらの地鶏、ブレス鶏のクリームソース。モリーユ茸がたっぷり!ソースは少し酸味のある濃厚で見た目にも美しいクリームソースでした。ワインなしだと少し塩加減が強い感じですが、口の中が喜ぶゴージャスなお味。それよりも鶏そのものの美味しさに感激!!

ここで残念ながらお腹いっぱい。周りの皆様は前菜、メインに続きチーズとデザートもオーダーしていました。前菜2品のグループもいました。恐るべき胃袋です。

食後に出てきたチョコレートのムース。中にチェリーが入っていました。甘さも控えめで美味しい!
プティフールの数々。



こちらがデザートワゴン。サイドテーブルいっぱいに並べられます。
 こちらはオリジナルグッズを扱っているショップです。
 戦いが終わった後のキッチン。シェフの皆様は数時間後に始まるディナーに向けてつかの間の休憩でしょうか・・・。


 たっぷり伝統的なフレンチを堪能したランチでした。それにしてもリヨンの人々の胃袋にはびっくりです。





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