2014年3月1日土曜日

De Karmeliet (ブルージュレストラン)

ゲントから電車に乗ること約30分。ブルージュにやって参りました。到着後すぐにやって来たのは、De Karmeliet。ここは以前僧院だったところだそう。
















白を基調としたエレガントな店内。テーブルのお花やインテリアも素敵なレストランです。









ポテトチップスが出てきましたが、こんなに素敵なレストランで出てくると普通のポテトチップスもとても優雅な気分で頂けてしまうので不思議です。

シェフはシーフード料理がお得意とあって、メニューもお魚の絵です。

メニューを熟読している中、アミューズのセットが出てきました。



海老のコンソメゼリーの上に乗ったのは根菜類、海老のしんじょう風、フォアグラのムースとヘーゼルナッツ。海老の香りが濃い一品。



銀の一口スプーンに入っているのは、キャベツに巻かれたスモークうなぎとフォアグラ。



豚の煮こごり。マスタード添え。

 こちらのレストランのこだわりは、パン。オーナーシェフ、ヘールト・ヴァン・ヘッケの祖父がパン職人だったということもあり、小麦もわざわざ産地から取り寄せているそう。小麦粉の味がしっかりした素朴なパンはゆっくり噛めば噛むほどに香りが増します。










本日は3コースのランチを頂きました。
前菜のジョン・ドーリー(白身魚)のマリネ。ズッキーニのピュレ、かに肉の海苔巻き。ソースはトマトのジュースから作ったさっぱりしたもの。海苔巻きは残念ながら海苔の香りが勝ってしまい、せっかっくの蟹肉を台無しにしてしまっていました・・・。

こちらはフォアグラの前菜。添えられているのは、りんごと赤キャベツ。鴨のハムも散りばめられています。まったく臭みのないフォアグラと甘いソースで美味しく頂きました。


 こちらはメインの鱈。スペルト小麦のリゾット風が添えられています。貝などからとられたソースはさっぱりしたものです。パリパリのハムが入っていたのですが、これは味のバランスを考えると、なぜ添えられたのか理解に苦しみましたが、見た目に色を添えていたのは事実。



お肉のメインはスイス産シンメンタール牛のステーキ黒胡椒焼き。添えられたのは、パイ生地に薄くスライスしたしいたけを乗せて焼いたものと、シェフのリエージュ風サラダ。お肉は力強い味のあるもので、焼き加減も絶妙。リエージュサラダは美しい形に揃えられたジャガイモ、インゲン、ベーコンが入っていて、ほんのり酸味の利いた美味しい付け合せでした。しいたけのパイもしいたけ独特の香りが生かされていました。見た目も美しいです。


メインがサーブされる前に、チョコレート系のデザートにするかフルーツ系のデザートにするか聞かれました。
チョコレート系のデザートはこちら。色々なチョコレートで楽しませてくれました。チョコレートアイス、パヴェなど、食感も味も異なるチョコレートデザートのオンパレード。パヴェはほろ苦いグレープフルーツの香りが美味しい大人の味。

こちらがフルーツ系。ブラッドオレンジのゼリー、ベルギー名物キューベルドン(グミ風砂糖菓子)のアイスクリーム、アーモンドのスポンジにメレンゲが盛りあわされています。

ハーブティーは鉄瓶でサーブされました。


プチフールは、手前から青りんごとマスカルポーネのタルト、カヌレ、バナナのムース。

チョコレートも頂きました。

お腹一杯、大満足のお料理でした。サービスのスタッフの皆様も大変親切でゆっくりとお食事を楽しむことができました。ご馳走様!!

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