パピルスの作り方の実演がありました。パピルスはパピルスという草の茎を薄く切って叩き、水につけて網状に編み、圧縮して乾かして作ります。
パピルス。
観光地で「ワンダーラー、ワンダーラー」と言って売っているパピルスは残念ながらバナナの皮で作ったものだそうです。
カイロに出発する前にギザでランチ。
メッツェ。
ぬかみそ風のヨーグルト。
お野菜のオイル漬け。
ひよこ豆のサラダ。
タヒーニ(ごまペースト)。
ナスのペースト。
アエーシ。
シーフードスープ。シーフードのお出汁でしたが、もう少し塩味があっても良かったかも知れません。恐らく日本の旅行者たちからエジプト料理は塩辛いというクレームを沢山受けて改良した結果だと思います・・・。
メインはスズキのパンフライもどき?イカリング、エビのグリル。スズキは残念ながら焼き方が今一つ・・・。イカリングは柔らかくて美味しかったです!
デザートはアラブ系のお菓子でした。
続いてはエジプト考古学博物館へ。老朽化が進んでおり、2022年にはギザに移転するそうです。このプロジェクトには日本政府の円借款も入っているそうです。
正面には上エジプトの象徴であるはすと下エジプトの象徴であるパピルスが植え込められています。
この博物館は、フランス人オーギュスト・マリエットが開設したものです。100余りの展示室に何と10万点が収められているそうです。
まずは1階の見学から。
灰緑色の片岩で造られたメンカウラー王の三体像。ハトホル神と街の守護神。
書記座像。サッカーラで見つかったものです。文字の読み書きのできる書記は当時大変なエリートだったと言います。目には水晶が埋め込まれています。
膝の上にパピルスを広げて筆を持っています。
ギザで発見されたカフラー王像。御影石でできています。
首の後ろにはハヤブサがのっています。これは、ホールス神がカフラー王を守るという意味と、壊れやすい首の部分を守るという2つの意味があったのだそうです。
ラーホテプとネフェルトの坐像。
2階はツタンカーメンのお墓から出てきたお宝の山です。ツタンカーメンの黄金のマスクのある部屋は冷房が完備されており、特別感が溢れています。残念ながら写真撮影は禁止です。ため息が出るような品々が収められていました。
臓器が入っていた壺。
墓守のジャッカル。
ツタンカーメンの玉座。木製の金張りです。
背もたれには王妃が王に香油を塗っている姿が浮き彫りになっています。
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