2018年2月10日土曜日

Hommage (オマージュ:浅草フレンチ)

本日は浅草のオマージュで記念日ランチ。オマージュにはもっとカジュアルなレストランだった頃よく来ていましたが、おしゃれなレストランへの進化を遂げてからは初めてです。



白いテーブルクロスのかかったテーブルには印象的なコバルトブルーのお皿が3枚セットされています。一番下のお皿は飾り皿、真ん中のお皿はパン皿に、そして一番小さなお皿にはオリーブオイルが注がれます。

まずは5品のアミューズが出てきます。最初のお皿は、黒と緑が印象的です。


竹炭タルトの上にブロッコリーのムースが乗ったもの。

竹炭のトーストとセロリクリーム。トーストの上には、少し酸味のきいた大根、ネスタチウムの葉、そして最後に炭化させたネギのパウダー。酸味や苦みなど、複雑なお味。

次はかわいらしい色の2品。こちらは甘みと塩分のコンビネーションを楽しむものでした。

黒糖のガボット(クレープ状の甘い焼き菓子)の中に塩味のカスタードが入っていて、ドライエージドビーフのパウダーがまぶされています。


ケークサレの上に鶏レバーのムースとハイビスカスのソース。上には甘いすみれのメレンゲが乗っています。



最後のアミューズはカリフラワー。下からキャラメライズされたカリフラワーのムース、次にカリフラワーのムース。トッピングには生のカリフラワーやロマネスコでカラフルに彩られています。



こちらはコースにプラスした本日お勧めの一品。馬糞うにです。新鮮な馬糞うにの上に人参のムースとシャンパンのジュレが乗っています。


ここでパンがサーブされました。

次はフルーツトマトを使った一品。
トマトのタルタルの上にモッツアレラチーズ、上には飴が乗っています。タルタルは少し水分が抜かれたような食感。甘みも凝縮されています。

こちらは添えられたトマトのコンソメとコリアンダーオイル。


北海道の足寄町石田綿羊牧場の仔牛が入ったラビオリと赤足えびのポワレ。ソースは赤足えびのだしから作られたものです。

ラビオリの中には少し甘めの仔羊の肉が詰められています。

メインは村越シャモロック。モモ肉、胸肉とささみ。ソースは手羽を使ったソースだそう。手前はコンテとじゃがいも。

添え物は緑と紫の球状のもの。奥はちぢみほうれん草の中にオータムリーフとホタテ貝を炒めたもの。手前はトレビスに包まれたトレビス入りの赤ワイン風味のリゾット。添え物は手間がかかっている割にはコンセプトが不明瞭でした。シンプルなお野菜のローストの方が良かったかもしれません。


プレデザートは浅草らしい、おこし風味のブラマンジェ。


 メインのデザートは季節柄チョコレートを使ったものでした。

グアナラとオレンジクリームの入ったチュイール。上にはメレンゲ。奥のアイスクリームはローストしたホワイトチョコレート。

プティフールは、カヌレ、かりんとう

そして人形焼の型で焼いたフィナンシェ。


大満足でした!


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