プレミアムフライデー、ということで率先して消費に貢献!いざ鬼怒川温泉へ。池袋駅から特急「きぬがわ」に乗って鬼怒川温泉へ。降り立ったのは乗り換えて一駅目の鬼怒川公園駅。
今夜のお宿は鬼怒川公園駅から徒歩10分ほどの若竹の庄。
明るい日差しが降り注ぐロビー。チェックインはこの明るいロビーで行います。
テーブルはすでに春の気配。椿と桜が活けられていました。
黒ゴマ団子とお抹茶が出てきてほっこり。
お部屋からは鬼怒川を望むことができます。
お待ちかねの夕食。夕食はお部屋でのお食事でした。
食前酒はゆずの香り豊かな柚子酒。先付けは、栃木の郷土「しもつかれ」。
前菜はホタルイカ、ソラマメのうに挟み、クラゲの明太子和え、磯粒貝のショウガ煮、わらび、ニンジンカステラと春の香りに溢れています。
郷土料理のしもつかれは、お正月の塩鮭の残った頭、大根などを使って作り、神前に奉納するためのものだったそうです。若竹の庄のしもつかれは節分の大豆、大根、塩鮭の頭、人参、薄揚げ、酒粕を使って作られているそうです。
続いてはお椀と向付。
お椀は、白魚(春告魚)のしんじょう。上には梅型に抜かれた大根に鶯型に抜かれた海苔の寒天。
向付はお刺身3点盛りです。ヒラメ(エンガワも付いていました)、まぐろと甘エビ。
ツマは別器に盛られていて、紫蘇のドレッシングがかけられているので、サラダ感覚で頂くことができます。
凌ぎは木ニラの細巻き梅肉ソースと和牛の炙りずしです。
温物。本日一番のお気に入り。穴子を白菜で挟んで蒸したものです。上品なお味でした。
焼き物。鬼手長海老の若草焼。若草は、うぐいす豆の玉ねぎを合わせたものだそうです。プリプリの手長海老と甘い香りの若草がまたしても春を感じさせてくれます。
合肴。日光生湯葉の山葵寄せ。湯葉、とろろと花わさびを合わせたテリーヌのような一品ですが、これはもう少し湯葉が全面に出ていた方が良かった気がします。
油物は馬鈴薯の利休揚げ。たらのめ、レンコンとワカサギの天ぷらが添えられています。
馬鈴薯の利休揚げには和牛とネギが入っていて、コロッケもどきです。黒ゴマの香ばしさと食感がユニークな一品。
酢の物は鮟鱇のきらず和え。鮟鱇の南蛮漬けの上におからの酢の物が乗っている感じです。
お食事は白いご飯と赤だし味噌汁。ご飯はとっからみそという青唐辛子が入ったお味噌と共に頂きます。とっても辛いのですが、ご飯が進むお味噌です。
デザートはとちおとめと日向夏そして黒糖ケーキ。
うなる一品や感動の一品はありませんが、全体的にまとまっており季節感もあり、美味しく頂きました!器がもう少し上品で、もう少し温かい料理が多いともっと良かったかな、という感じです。
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