2025年7月3日木曜日

グリーチネ(南草津:イタリアン)

 滋賀県南草津駅から歩いて12分くらいのところにあるイタリアン、グリーチネでランチ。


席数の少ない小さなお店でしたが、何と本日は貸し切りでした!



ノーベル賞の晩餐会でも提供されたというノンアルコールのスパークリングワインをいただきました。

本日のメニューはこちら。初夏の挿絵は、美大生のお嬢様が描かれたのだとか。お店にもお嬢様の作品が飾られていました。シェフも奥様もとても素敵で温かいお店です。

最初に冷たいトウモロコシのスープが出てきました。残念ながら写真を撮り忘れてしまいました・・・。シェフが厳選した栗東(りっとう)のトウモロコシを使ったスープで、とても甘みの強いトウモロコシでした!

続いては宮崎から届いたツチホゼリ(熱帯魚)を使った一品。生のツチホゼリの上には鮮やかな彩の夏野菜、一番上にはイタリアンパセリなどを使って作ったサルサベルデ。
ほどよい酸味が暑さをふきとばしてくれます。

自家製のトスカーナ風パン。お料理のソースと楽しめるように、塩を入れずに作っているのだそう。イタリアのパンはあまり美味しいイメージはないのですが、こちらのパンは、とても美味しい!パンが完成するまでに、多くの試行錯誤があったそうですが、研究の成果もあり、ベストな配合に出会えたそう。
16か月熟成されたフランス、オーベルニュの生ハム。直前にスライサーで美しくスライスしてくれます。添えられているチーズはオチェッリ・アル・バローロ。バローロの搾りかすをつけて熟成させたチーズだそう。上からは安土のはちみつがかけられています。


続いては、同じ生ハムをキウイフルーツとストラチャテッラというチーズと一緒にいただきます。

続いては、自家製のパンの上に、ピエモンテ州のクラヴァンツィーナというソフトチーズとコッパという生ハム。



続いてはこちらの絵皿で。

丸茄子とトマトを使ったパスタ。麺はナポリのセタロの乾麺を使っています。
もっちりしたパスタです。上には、ペコリーノロマーノのすりおろしと、ソフトチーズ。

続いては自家製のタリオリーニを使ったパスタ。ソースは発酵バターをつかったもの。上にはたっぷりとサマートリュフが削られています。

自家製パスタはまた異なる食感でこちらもとても美味しいです。

メインは木下ファームの近江牛、木下牛のスぺッツアーノ(煮込み)。柔らかい中にもお肉の食感とうま味がしっかりと残っており、絶妙のタイミングで煮込まれたということがわかります。


デザートはティラミス

口の中で溶けてしまうようなスムーズな食感のティラミス。こちらも研究の成果だとか!

最後のお茶は素敵なセットで。和紅茶をいただきました。


ラズベリーの小菓子と、白桃のゼリー。

思いがけない貸し切りで、素敵な御夫妻との会話でとても楽しいひと時を過ごさせていただきました。










ランチ+ノンアルコールスパークリングワイン   10,164










茶丈藤村(石山寺:和菓子)

滋賀旅行。南京玉すだれで有名な瀬田唐橋 



瀬田の唐橋から15分ほど歩いたところに茶丈藤村がお店を構えています。石山寺の門前から徒歩1分ほどです。

こちらの名物はたばしるという大福のような小さな求肥餅です。
こちらは松尾芭蕉が石山寺の境内で詠んだ俳句「石山の 石にたばしる あられかな」の霰がパラパラと石に降る情景を御菓子にしたものだそう。
表面もぼこぼこしています。

中には丹羽大納言とクルミが入っていて食感も面白いです。材料は、丹波大納言、こしあん、寒天、砂糖、クルミ、餅粉のみ。毎日お店で手作りしているとのこと。

こちらは茶丈藤村で購入した花ふさという竿ものの御菓子。浮島。使用している材料は白あん、卵、小麦粉、上用粉、砂糖、寒天、抹茶、小豆。


こちらはハーフサイズです。

口当たりの良い浮島に、抹茶の羊羹と丹波大納言で藤の花房を意匠している上品なお菓子でした。

甘いもので元気をチャージした後は石山寺に参拝。


緑がとてもきれいでした。













たばしる                218
花ふさ(ハーフ) 720


2025年7月1日火曜日

越山甘清堂(金沢:和菓子)

 デパートの催事で越山甘清堂の氷室饅頭を入手。7月1日には金沢で「氷室の日」という季節行事が行われます。その際に食されるのが氷室饅頭だそう。

これは加賀藩が将軍家に献上する氷が無事に江戸まで届くようにとの願いを込めて作られたお菓子だそうです。色は3色あり、白は清浄、赤は魔除け、緑は健康を象徴するとのこと。


こし餡の入った普通の酒まんじゅうですが、縁起物ということで、楽しくいただきました。