2023年10月21日土曜日

祇園にしかわ(京都 和食)

 京都の週末。ランチは祇園にしかわへ。




ひざかけの柿が季節を感じます。こちらのランチは一斉スタートです。一斉スタートはキッチンにとっても無駄がなくて良いですね。
まずは柚子の香りの食前酒。

続いては温かい一品。
白甘鯛の茶碗蒸し。
大黒しめじ、ゆり根が入っていました。ほっこり温まる一品。



カマスのお椀。添え物は蕪とイチョウ型のサツマイモ。良いお出汁です。

続いてはお造り。紅葉鯛のお造り。煮切り酒に梅の風味がついたお醤油でいただきます。
手前には海苔のお醤油煮もあり、お醤油と磯の風味でも味わうことができます。

続いては淡路の戻りガツオ。青じそを混ぜた玉ねぎと小葱を薬味に、たっぷりポン酢でいただきます。器は菊花。

大変新鮮な藁焼きです。
続いてはマナガツオの西京焼き。みょうがの甘酢漬け添え。
下にはお出汁がたっぷりしみた大根が敷かれています。大根だけでも1品になりそうなクオリティー。
続いて見た目も美しい八寸。

手前から柿の利休和え。奥はワタリガニの黄身酢かけ(普段はいくらなのだそうですが、今回はいくらが入荷できなかったとのこと)


銀杏の葉の上はスペシャリテの鯖寿司と鱧のかば焼きの押しずし、銀杏添え。
器も季節の葉も紅芋チップも秋を感じるすばらしい八寸でした。
御食事はすき焼きと共に。アツアツの鉄皿には炭火で焼いたシイタケと白ネギも入っています。


まずはにえばなをいだきます。
お代わりにはしりめん山椒を添えていただきました。お腹いっぱいです!!
デザートは、末富の皮に自家製のあんを詰めた最中と洋ナシ尽くし。

皮はパリパリです!

洋ナシのコンポート、シャーベットとジュレの洋ナシ尽くし。

最後にお抹茶もいただきました。

大満足のランチでした!


最近気候変動の影響で昆布も取れなくなってきているようです。
こちらは大将の憂いを表現したもの。昆布のケースを額縁に入れたもの。



八坂の塔、法観寺。聖徳太子が如意輪観音の夢のお告げで建立したとのこと。




一本の心柱で塔全体の均衡を保っているとのこと。






三十三間堂。中の撮影はできませんが、見事な仏像の数々でした。










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