2024年11月30日土曜日

和久傳(京都 和食)

京都2日目は和久傳へ。2度目の訪問です。

 



ウェルカムドリンクはオリジナルの日本酒




最初の一品は蕪尽くし。

柔らかく炊いた蕪に蕪の葉入りの蕪餡。上には蕪の葉を揚げたもの。やさしいお料理でした。



北海道の鰤と赤蕪の酢漬け。辛味大根と重ねて盛られています。燻製醤油でいただきます。
氷見の鰤はまだ脂がのっていないとのことでした。気候変動の影響かどうかわかりませんが、魚の産地が色々変わってきているのを感じます。



お椀

おぼろ豆腐、蟹の餡。銀杏

続いては目の前で焼いて香ばしさを引き出す揚げ海老芋の一品。

こちらは胡麻ソースでいただきます。

続いても炭火焼を使ったお料理


三重県答志島の鰆の紙焼きです。


黄身酢と熟成ポン酢でいただきます。添え物はボラの白子とサルナシ。


続いては、シンプルなお湯呑みに冷たいおうどん。ポン酢ジュレ。

中は全くシンプルではなく、たっぷりの蟹の身、内子と外子、大根おろし、とんぶり、菊花。さっぱりとしていますが、大変贅沢な一品。


鴨の小鍋。淀の丸大根、九条ネギ、黒七味

丸大根にお出汁がしみています。


御食事

まずは白ご飯だけを楽しみます。
赤だしは三つ葉とぬかご入り

おかわりは蟹の卵とじ、へしこのお茶漬けから選ぶことができます。少しずつ両方選ぶこともできますので、両方いただきました。
かに玉はネギが香ばしく、中華風でした。
へしこは直前に炙ってくれて臭みも少なくさっぱりいただけました。

デザートはりんごの葛焼き。まさか2日連続葛焼きをいただけるとは!
美味しくいただきました。和久傳はやはりサービスが徹底されています。お茶も4回くらい変えてくれました。しかもその度に素敵なお湯呑みを出してくれます。いずれも飲みやすく感激。













会席       11,000

秋の京都(紅葉)

秋の京都の1泊旅行

【東福寺】

創建780年、日本最古最大の禅宗大伽藍の通天橋は京都を代表する紅葉の名所です。様々な葉の色がとても楽しませてくれました。 






【正伝永源院】
織田家に御縁のある正伝院と細川家に御縁のある永源院が一緒になったお寺。いずれも最初の禅窟。臨済宗大本山建仁寺の塔頭。


襖絵は細川護熙元総理が描いたもの。



【嵐山祐斎邸】
嵐山の映えスポット、祐斎邸へ。料理予旅館として使用されていた明治時代の建物ですが、現在では光によって色が変わる染色技法を生み出した奥田祐斎氏の作品が展示されており、この場所から美しい嵐山の紅葉を眺めることができます。
旅館時代川端康成が滞在したお部屋から眺める紅葉。黒のテーブルが写し鏡として設置されていて、映える写真を撮らせてくれます。


丸窓の部屋

水鏡


2つある洗面室はいずれも広々としており、アートな世界です。

3,000円の入場料を払う価値ありのスポットでした!


【宝厳院】
臨時宗大本山天龍寺の塔頭寺院です。こちらの紅葉も大変すばらしかったです。




【福田美術館】
開館5周年を記念して行われた特別展示。
伊藤若冲の果蔬図鑑(かそずかん)と呼ばれる巻物が公開されました。40種類の果物や野菜が丁寧に絹の上に描かれています。



それ以外にも福田美術館所蔵の伊藤若冲の作品30点も楽しませてもらいました。


【永観堂】
浄土宗西山禅林寺派総本山永観堂へ。
こちらの紅葉は様々な色合いを楽しませてくれる本当にすばらしいものでした。





すばらしいタイミングで京都を訪れることができて本当に良かったです!