あこがれのレース、ハープサルショールの教室に行ってきました。ハープサルショールは知る人ぞ知るエストニアのレース編みのショールです。繊細さと透け感が特徴で、主に自然をモチーフにした沢山の模様があります。ハープサルレースの起源には諸説あるようですが、19世紀頃からハープサルで広まったのが一般的な説のようです。
今回の講習は20センチ×20センチの基本的なハープサルショールの編み方を学習するというもの。ハープサルショールはとても細い糸を使います。以下が完成例。
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教えて下さったのはハープサルレースの巨匠、アイメさん。
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師は素晴らしかったのですが、生徒は全く才能なし。本当に時間をかけて苦労して頑張って編んでみたものの、ご覧の出来(・・・と言っても未完成)。ハープサルショールの難しさを身を以て感じた次第。試作品はそのうち雑巾になる予定です。几帳面な方には楽しいレースだと思いますが、私のように大雑把なタイプには厳しい作業です(1目や2目減っても増えても気にしない!というタイプだときちんとした模様になりません・・・。当然のことですが。)。
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アイメさんはご覧のような美しいハープサルショールの本を共著出版しています。英語版もあって大変分かりやすく私も早速購入し、サインまでして頂きました。
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120以上ものハープサルレースのパターンが紹介されており見ているだけでも楽しくなる本です。
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エストニアが世界に誇るすばらしい伝統を感じたレッスンでした。
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