2020年11月14日土曜日

小柴(曙橋 和食)

本日は久々の和食。曙橋にある大変評判の良い小柴というお店にやってきました。

 カウンター8席と4人テーブル1席の落ち着く空間です。



最初に少し甘みのある温かい金木犀のジュースがふるまわれました。良い香り。

続いては小原木煮。京都の小原女が頭に乗せて運んだ薪から来ている呼び名だそう。拍子切りの煮物。車エビ、原木シイタケ、ほうれん草、赤蕨、焼き穴子の贅沢な煮物です。上にはとんぶり。お出しもとてもやさしいお味でした。

続いてのお椀はたらの雲子とゆり根の蕪蒸し。

ゆずの香りが優しい。葛でとろみがつけられており身体の芯から温まる一品。

お刺身は青森のヒラメ。

ヒラメのお皿にはあん肝、おかヒジキ、大根おろしとわさびが盛り付けられています。左側はポン酢。右側は梅醤油。ヒラメにおかヒジキ、あん肝、大根おろしを巻いていただきます。梅醤油にはわさびをたっぷりつけて。


続いては氷見の幻のカツオと言われる迷いカツオ。大変脂がのっています。からし醤油でいただきますが、脂がよくのっているので、からしが効かないほど。

皮目はバーナーで焼かれていましたが、パリッパリ!!!

続いては秋らしいどんぐりのお椀。

中には敷き豆腐、アワビ茸、甘鯛、レンコンもち。

レンコンもちの中には香ばしい松の実が混ぜ込まれていてそれがすばらしい香りと食感になっていました。

続いては秋の八寸。


左上段からいくらのしょうゆ漬けゆずの香り、胡麻豆腐、赤万願寺唐辛子のお寿司、いかの嘴、栗の渋皮煮の天ぷら、手前右から、イノシシのグリルとタスマニア産の粒マスタード、牡蠣の煮物を海苔で巻いた浅草、丹波の黒枝豆の山椒煮、ワカサギの米揚げ。盛沢山!!!

浅草。薄焼き卵で巻いた牡蠣の煮物を海苔で巻いています。

万願寺唐辛子のお寿司。最初に白身魚の酢漬けで巻かれています。

次の焼き物は3種類の中から一つ選ぶことができます。左からキンキ、すっぽんのしょうゆ漬け、マナガツオの味噌漬け。


こちらはキンキ。脂が大変よくのっているので、すだちと共に。手前はエリンギの酢漬け。

こちらはマナガツオの味噌漬け。


天ぷら。奥は大阪富田林の海老芋。手前は江戸前穴子。いずれも下味が付いているのでそのままでもとてもおいしいです。ホクホクつながりの2品。

お好みで天ぷらのお出し。

煮物は聖護院株、巻き湯葉と天然鯛の煮物。
鯛のエキスがたっぷり出たお出汁もとっても美味しかったです。

お食事。上から鰹節、じゃこの山椒煮、味噌。手前は香の物。

ショウガのしょうゆ漬けがおいしかったです。

鰹節。魚のうろこのようにパリパリした鰹節でした。

お上品な山椒じゃこ。

ピリ辛のお味噌。

お味噌汁にはアサリが入っていました。

そして記念日サービスでカツオをいただいてしまいました!!

ご飯が進んでしまうお食事です。

お米は広島から新米。

土鍋ご飯のほかに名物親子丼を選ぶこともできます。卵トロトロでとっても美味しい親子丼。


最後に甘くておいしい緑茶が出てきました。



黒イチジク、長野パープル、シャインマスカットとプルーンのジュレ。

最中。


こちらの最中には安納芋のアイスクリームが入っていました。


一品一品丁寧な仕事ぶりでした。特にお魚がすばらしくおいしかったです!
大変ご馳走様でした!

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