奈良公園の中のフレンチレストランLa Terrasseでランチ。お天気にも恵まれ、テラスレストランでのランチに最高の気候でした。
大きなガラス張りの店内は外から太陽の光がたっぷり降り注ぎます。
使われている木の器や道具はシェフこだわりの特注のものだそうです。
一口おつまみの数々
剣先烏賊。下のクラッカーはイカ墨のクラッカー。その上にはアボカドのクリーム。烏賊はライムでマリネされています。下の黒いゴロゴロしたものはタピオカの揚げたものだそうです。硬くて食べられないとのこと。
こちらの枝に刺さっているものは酒粕で洗ったフォアグラをテリーヌにしてブラックカカオをまぶして揚げたもの。ほんのり酒粕の香りがします。
冷たい淡路島の新玉ねぎのスープ。上にはシブレットの花とチョリソ。やわらかな新玉ねぎのスープが辛味とパンチの効いたチョリソで引き締まります。
とても複雑な一品で、サワークリームで和えられた赤貝の上に、きゅうりとシャルドネで作ったゼリーシートがのせられています。上からはスナップエンドウの搾り汁を使ったソース。さらに上からその搾りかすをパウダーにしたものが振りかけられています。たくさんのエディブルフラワーがあしらわれており見た目にも本当にさわやかで美しい一品。
シェフこだわりのバター。このバターケースはこのバターをのせるためだけの目的で特注したケースだそうです。バターは、有名なエシレ村のお隣の村から輸入したもので、お店で練り、テーブルに出たときに理想的な硬さになるように仕上げられたものだそう。
前菜1品目は、赤貝のサワークリーム和え。
パンは大和西大寺にあるベーカリー、ありのまんまのブール。麻の実を炭にしたものを混ぜ合わせたリッチなブールです。
続いては瀬戸内の特大サイズの穴子、伝助穴子のべニエ。
ソースはブールブラン(焦がしバターソース)。タイムのオイルがアクセントに添えられています。
メインは仔羊と葉玉ねぎ。
デザートはバラを
続いてはスズキ。上には丘ヒジキ。
使った一品、”イスパハン”。
バラの華やかな香りがすばらしいです。
このデザートは本当にすばらしい一品でした。ヨーグルトの酸味、ラズベリーの甘酸っぱさにバラの華やかな香りの調和と控えめな甘さが最高でした。
プチフールはカヌレと、ココナッツクリームとパッションフルーツののったフレンチトースト。
大阪TERRA COFFEE ROASTERSさんのスペシャリティーコーヒー。本日はエルサルバドルの浅炒りコーヒー。
素敵なランチでした。
とても残念だったのは、お野菜のプレゼンテーションの際、コースにのっていないお野菜まで紹介があり、楽しみにしていたホワイトアスパラガスもモリーユ茸も出てこなかったこと。別のコースのお野菜も入っていたと気が付いた時には最後のお皿が出てきた時・・・。最初からちゃんと教えてくれればよかったのに、残念です。
ランチコースA 8,800
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