本日は白金にあるフレンチL'ALGORITHMEでランチ。マンションの1階がレストランになっています。
アルコールコースの一杯目はシャンパン。Bruno Paillard。
ノンアルコールペアリングの最初のドリンクは自家製ざくろビネガーとソーダ。冷凍いちごがたっぷり入っています。
おつまみ一品目はアオリイカ。さっと炙ったものを少し酸味の入ったセロリを芯に巻いています。上にはかわいらしいエディブルフラワー。とてもさっぱりとしたおつまみ。すっきりとしたドリンクにもよく合います。
これに合わせるのは、宮城県気仙沼市で採れた超肉厚の帆立貝。フライパンでさっと火をとおしてから岐阜のお米の藁で軽く燻製にしています。上にははっさくと人参のムースが乗っており、下には帆立の出汁でとったスープが敷かれています。
こちらは素材の持ち味を最大限に生かしつつ、全体のバランスの取れた非常にレベルの高い一品でした。
パンは焼き立てが熱々で提供されます。全粒粉を使ったバゲットでしたが、お味は普通。
お魚のメインはクエ。長崎産のクエを放血神経締めにしたものをお店で5日間熟成させたのだそうです。お魚はギリギリの火入れ技、中はしっとりレアです。
下にはワカサギの肝にシャルトリューズとスパイスを混ぜたソース。手前のフリットはおつまみで出たアオリイカのゲソです。添えられた緑色のお野菜は冬葵という山菜。
こちらのペアドリンクはオマール海老のとても濃厚なビスク。上にはミルクのフォーム。こちらは味の変化を楽しむためのペアリングだとか。面白い!
メインの後はお口の中の脂をすっきり落とすために、白豪銀針が出されました。
食後のドリンクは、コーヒー、紅茶、ハーブティーとエスプレッソから選ぶことができます。
最後のお茶菓子はシュークリームと抹茶のテリーヌでした。
ノンアルコールペアリングは面白い発見はたくさんありましたが、冷静に考えるとコスパはそこまで高くはありません。アイディアとサービスに対するコストと割り切るか?!
とても美味しくいただきました!!最後はキッチンで黙々とお料理を作ってくれていたシェフがお見送りしてくれました。
夜はフレンチのシェフが異なった分野のお料理をテイクアウトで提供するサブスクを始められたそうです。FBとインスタのみで流しているのだそうですが、毎回100組埋まる人気なのだそうです。8,000円で毎日アルゴリズムの深谷シェフのお料理を一週間食べられるなんていいですね。
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