2015年5月30日土曜日

La bohème

本日は連続の舞台日です。夜はロイヤル・オペラ・ハウスにてアンナ・ネトレプコがミミ役のLa bohèmeを見てきました。
昼間に見た海辺のカフカでもラ・ボヘームのミミからとったというミミという猫が出てきたところで、不思議なつながりを感じました・・・。

ニナガワカンパニー in London (海辺のカフカ)



本日はニナガワカンパニーの舞台、海辺のカフカを観に行きました。宮沢りえさんや藤木直人さんなど大物俳優が多く出演しています。
この舞台は、舞台上で透明なケースがどんどん動き設定が変わっていきます。3つの異なった場所や時の空間で起こっていることがこれら透明なケースによって場面を変えながら少しずつ少しずつつながっていきます。村上春樹の不思議な世界を表現するために考え抜かれたユニークな演出でした。私には村上文学は全く理解できず、共感ができないので、この舞台もすばらしい演出以外は全く理解できませんでした・・・。
当たり前のことですが、舞台を楽しむためには、ストーリーそのものが好きでなくてならないという当たり前のことに気がつきました・・・。
最後は透明なケースをスムーズに動かした黒子さんたちに一番大きな拍手が客席からプレゼントされました!!私は猫と話せるナカタさん役の木場勝己さんの演技が一番好きでした。
copyright 海辺のカフカブログサイト
こちらの関係者の評ではなかなか良い評価をされたようです。イギリスにも村上ファンは数多くいて、今日も多くの村上ファンが来ていたのではないかと思われます。

2015年5月29日金曜日

Chez Patrick (ロンドン レストラン)

 ご近所にあるレストラン、Chez Patrickにやってきました。こちらのレストランはシーフードに力を入れているレストランです。

前菜に頂いたのはほたてと海老のラビオリ、クリームソース。

こちらはケーキのようなフォアグラです。下にはジンジャーケーキ、上にはベリーのゼリーが乗っています。

メインで頂いたドーバーソールのグリル。
 とても立派なほたて貝のガーリックバターソース。

サイドディッシュはゆでた新じゃがとほうれん草。

デザートはりんごのタルトと。

いちじくのタルト。

本当にシンプルな調理法でシンプルに提供するスタイルのお料理でした。ニンジンの千切りを上に乗せるのはタイでよく見かけるプレゼンですが、まさかロンドンのフレンチレストランで見るとは思いませんでした!

2015年5月24日日曜日

Paul McCartneyコンサート (Out There)

本日は永遠のスーパースター、ポール・マッカートニーのコンサートOut Thereに行ってきました!


 皆さま大興奮!!記念品売り場は長い行列が・・・。

ポスターの前も行列。皆さま交代で写真を撮っていました。
チケット受け取りも大行列。あまりの効率の悪さにびっくり。イギリスらしいと言えばイギリスらしいのですが、この行列に1時間も並ばされました・・・。早く行って良かった!

 こちらがチケット!2013年5月に始まったこのツアー(Out There)、アメリカ大陸、日本などなど、色々な場所を回り、やっとロンドンにやってきました!この日のロンドン公演は追加公演。チケットは2週間前に買ったものです。

会場は多くのファンで埋め尽くされました。もちろん1階席は一曲目から総立ち。ノリノリです。高いチケット代を払ってずっと立っているなんて私には信じられませんが・・・。
ポール・マッカートニーさん、ロンドンに帰ってくるとお孫ちゃんたちと集まるのだそう。伝説のヒーローをおじいちゃんに持つなんていったいどんな気持ちなんでしょう?




時にはギター(そのギターは曲が変わるたびに異なるものに持ちかえられます)、時にはピアノを弾きながら力強く歌う姿は、とても72歳とは思えません!今日は40曲近くを歌いあげました。そのパワーたるや!!

最後に有名なこの曲を少しだけ・・・。

La Trompette

チズウィックのお気に入りのレストラン、La Trompetteでのランチ。



おつまみは、わかめのおせんべいとタラモソースです。日本人にとって慣れ親しんだ懐かしいお味。

前菜は、温かいビーフサラダ。新じゃが、黄色ビーツ、英国のわさび、ラディッシュが入っています。酸味と辛味のすばらしいバランス。メニューを見た時に想像したものと実際に出てきたものはほぼ同じだったのですが、想像をはるかに上回る上品さ。実力を感じました。普通のものを普通と思わせないお皿にして出してくるところがすばらしいです!

キジの半熟玉子とチキンウィング。セロリのピュレ添え。こちらも美味しい一品。何となく和のものを頂いている感じがしました。
 本日のメインは両方とも色合いが今一つ。でもどちらもお味はすばらしかったです。
こちらはタルボット。ハーブのニョッキ、白アスパラガス添え。クリームレモンソースです。レモンの香りが生きた一品。

こちらはホロホロ鳥。

デザートは名物のバナナスフレとクッキー&クリームアイスクリーム。ふわふわ。少し甘めです。
モカブリュレとヘーゼルナッツのアイスクリーム。カカオニブス(焙煎されたカカオ豆の破片だそうです)を使ったチュイールのようなものが乗っています。

本日も大満足。自然光がたくさん入ってくる店内もとても素敵です。

天然酵母でサワードーパン

4月末から育てていた全粒粉でおこした天然酵母を使ってサワードーパンを焼きました!最初から自分でおこした天然酵母で焼くのは初めてです。この天然酵母は強力粉と全粒粉の強力粉、そして水だけで作ったもの。10日間毎日半分捨てては水と粉類を継ぎ足して作ったものです。その後は冷蔵庫で保存し、週に1度粉と水を加えて面倒を見ていたものです。
発酵は冷蔵庫で1晩寝かす過程も含め約1日半かけてじっくり行います。
クープは深さとナイフの勢いが足りず、少し失敗してしてしまいましたが、まずまずのお姿。

お味も見た目もまずまずで初めてながら大変良くできました。
配合はGail'sのレシピを参考にしました。Gail'sの先生は、素材の重要性を力説していました。限られた材料で作るパンですから、厳選した素材を使うことが重要。粉は挽きたてであればあるほど美味しいのだそう。



2015年5月23日土曜日

Seven Sisters

5月の三連休。初日はセブンシスターズへ。
まずはロンドンのヴィクトリア駅からから南に約1時間のブライトンへ。
ブライトンから今度はバスに乗ります。このバス、見た目は観光バスのようですが、実は市民に愛される市バスもどき。街中は50メートルも走らないうちに次の停留所があるので、しょっちゅう止まっています。このバスに乗り、右手に海を眺めながらえっちらおっちら揺られること約70分。












セブンシスターズのバス停で下車。ハイキングコースは全部で3種類。隣の丘の上からセブンシスターズの景色を楽しむコース(往復1時間半)、セブンシスターズの丘の上を歩くコース(往復1時間半)、そして海岸からセブンシスターズを見上げるコース(往復1時間)です。
本日はお隣の丘の上からセブンシスターズを眺めるコースにしました。


途中自然豊かななだらかな丘を歩きながらのコースです。道の両脇には羊や牛が放牧されています。


しばらく上ると横目にセブンシスターズが!
こちらが丘から眺めたセブンシスターズ。何百年前に海底で形成された白亜の絶壁です。ちょうど7つの頂があるので、セブンシスターズと呼ばれているのだとか。
丘から海岸に降り、白亜の絶壁に近付けるかと思いきや、川が邪魔してたどり着くことができませんでした。干潮時だったので、本当にすぐそこに、白い絶壁があったのですが、残念!!ビーチサンダルか長靴があれば、良かったかも知れません。裸足になって渡っている人もいましたが、川底は小さな石のため、歩きにくい上に痛いので私たちは途中でギブアップしました。












丘の上のエニシダ。まだ満開という感じではなかったです。

小さな子ウサギたちもたくさん見かけました。

帰りがけはブライトン観光。

異国情緒あふれるロイヤルパビリオン。


遅めのランチはフィッシュ&チップスを頂きました。
有名な老舗のBardsley'sにて。8.3ポンド。肉厚のタラ。注文してから揚げてくれるので、いつも揚げたて。とてもおいしかったです!!