続いて訪れたのはイロンの不思議の国 (Ilon's Wonderland)。 スウェーデンの絵本画家として知られるイロン・ヴィークランド、実は生まれはエストニアです。イロンは1930年に土木士の父と画家の母のもとにタルトゥで生まれ、その後タリンに移り住みましたが、両親の離婚を機にハープサルの祖父母の家に引き取られました。イロンはここハープサルで9歳から14歳までの青春時代を過ごします。小さなころから絵を描くのが本当に好きだったようです。1944年、イロンは難民としてスウェーデンに逃れ、スウェーデンで画家として開花されました。やかまし村シリーズやロッタちゃんシリーズなどアストリッド・リンドグレーンの作品の絵を多く手掛けています。イロンの不思議の国はイロンが原画をエストニア政府に贈ったことからその構想が始まりました。開館は2006年。 単なる展示場ではなく、子どもたちが様々な活動に参加できるように工夫されたテーマパークのような作りになっています。
1階にはイロンが創りだした様々なキャラクターや
オリジナルの絵が展示されています。これら2枚の絵はハープサルを描いたものです。
2階にはイロンの台所。ここでは子どもたちが色々なお料理にチャレンジすることが出来るのだそう。
こちらはカールソンの部屋。
カールソン君 |
長靴下のピッピも至る所にいます。
ここからお手紙を送ると記念スタンプを押してもらえます!
夏にはクラフト小屋やカフェでのイベントも楽しめるそう。
イロンファンにはたまらない不思議の国でした。
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