ロンドンには手軽に食べることのできる”日本食”(ここでは勝手にファーストジャパニーズと呼ばせて頂きます)のお店が沢山!そのお店の数の多さは本当にびっくりです。昼時のオフィス街ではネクタイ姿の人やお財布片手のOLなどがファーストジャパニーズのお持ち帰り用の袋を持って急ぎ足で歩いている姿を見ることが出来ます。公園や広場でお箸を使ってファーストジャパニーズを食べている人も沢山!タリンの日常に慣れた私にはそういった光景が不思議に映ってしまいます。大昔アメリカで海苔で巻いたおむすびを食べていたら、無邪気な子どもから「おえ~~~~(yak!!)、気持ち悪い。ゴミ袋食べてる。」と言われてしまったことが若干トラウマになっている私としてはこうした”日本食”ブームは本当に誇らしい限りです(あの時気持ち悪いと言った子どもたちもきっと今頃大きくなって、お箸を使ってお寿司を食べることがかっこいいと思っていることでしょう)。
大人気のファーストジャパニーズではありますが残念ながら日本人らしきお客さんの姿を見ることはあまりありません。お味が大変気になるので、今回は「わさび」というファーストジャパニーズにチャレンジしてみました。今回行った支店はオフィス街のど真ん中ということもあり昼時になると長蛇の列。”屋台コーナー”では焼きそばやお好み焼きなども提供されています。
お持ち帰りはもちろん、ここで買って食べることも出来ます。イートインの空間は清潔感あふれるモダンなインテリアです。
海鮮お好み焼き、海鮮丼、にぎりと巻物のセットを試してみました。海鮮丼はごま油で味付けがしており韓国風。お寿司とお好み焼きは日本のコンビニで売っているものに限りなく近いお味でした。近くの席の男性2人組がフォークとナイフを使って美味しそうにお好み焼きを食べている光景はなかなか微笑ましいものでした(お好み焼き一枚で本当にお腹が一杯になるのか人ごとながら心配になりましたが・・・)。
場所は変わってタリンでも寿司ブームは続いています。つい最近、我らが庶民の味方であるRimiというスーパーでも自社製品ラインで”寿司ライス”を販売していることを発見しました。私のまわりでも海苔巻きを自分で作る人は結構いますが、Rimiが自社寿司米を出すまでとは!お値段は500グラム18.5クローン(約130円)でした。
Rimiでは海苔や巻き簾も購入することが出来ます。
あちらこちらで日本食が流行るのはすばらしいことではありますし、日本人として誇りに思いますが、本当の日本の味がどれだけ伝わっているのか若干の不安を感じる今日この頃です。
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